今心 sea -imagine sea-

INFORMATION
PROJECT
2022.10.14
アートで海洋プラごみZEROの世界をめざして
島牧村に漂着した海洋プラスチックごみを拾い、 それを素材とした…
PROJECT
2022.10.13
オーガニックなマルシェへ行こう! 島牧ユースホステルで開催
島牧村は人口1300人ほどの北海道にある小さな村です。 そこ…
PROJECT
2022.10.10
今心sea-imagine sea-おかげさまumi pla 電子パンフレットのご紹介
今心sea-imagine sea-おかげさまumi plaの取…
PROJECT
2022.10.09
今心sea-imagine sea-おかげさまumi pla
「綺麗な海を子どもたちへ繋ぎたい」 日本のおかげさまという心を…
PROJECT
2022.09.13
環境省推進プロジェクトに採択されました。
【海洋プラスチックゴミをアート作品に】 今心sea-imagi…
地球表面の7割を占め、海の幸以外にも多くの恵みをもたらす「海」
この「海」について、私たちはどれだけのことを知っているでしょうか。

人類がこの数十年で多くのプラスチック製品を使い続けてきた結果、地球規模の環境問題
として深刻化している海洋プラスチックゴミの問題。

毎年800万トン以上のプラスチックごみが新たに海に流出し、このまま何もしなければ、
2050年には魚よりもプラスチックの量が多くなると言われています。(環境省調べより)
また、長い年月の中で、紫外線と波の影響でプラスチックは細かく砕かれ、マイクロプラスチックとなり回収が難しくなっていきます。

環境省YouTubeチャンネル「【プラスチックスマート】美しい海や魚を守るのは、私たち」

海辺に打ち上げられた無数の海洋プラスチックゴミ。魚などの海洋生物のみならず、鳥が飲み込むなどの問題も。全ては私たち人間が作り出したゴミが地球上の多くの生物を苦しめている。

国が推進する海ごみの対策プランとは?

環境省が推進する「ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業(以降はLBOV推進事業と略す)」は地方自治体と民間企業が手を取り合い、海ごみ対策をしながら地域ブランドや地元企業の海ごみ対策技術を活用した事業プランや企業と自治体が地元住民を巻き込んだ活動を令和3年から募っています。

令和4年2次募集で島牧村がLBOV推進事自治体に採択されました。

日本海にある北海道島牧村にも毎日漂着ごみが流れ着き、自然破壊と景観悪化が進んでいる。このたび、環境省が推進するLBOV推進事業に選ばれ、全国も注目するプロジェクトがこの小さな町から始まる。

アーティストの発案で美しい海を後世につなぐ

海洋プラスチックごみを、アート作品として新しい付加価値のある製品にアップグレードして生まれ変わるアップサイクル事業として、プロジェクトがスタート。
音楽家が主体となっているこのプロジェクトは、自分たちが拾った海洋プラごみを資源とし、音を奏でるアート作品に変えて、世の中に美しい海を後世に残すメッセージを届けていく。音楽によって美しい海を想像する日常があるというライフラインや、ビーチクリーンの活動をする人を増やしていく取り組みです。

中心メンバーは今心seaの島牧村出身のシンガーソングライターである中田雅史と アート作品を考案したサウンドアーティストの景井雅之。

今心seaの中心メンバー中田雅史(左から二人目)。ギターを奏でながらゴミ拾いを楽しむ。
同じく中心メンバーの景井雅之(左から3人目)。ゴミをアートに変えることを閃き、このプロジェクトを始動した。彼らの行動とプロジェクトに賛同した多くの仲間が海洋ごみの回収作業に汗を流している。

海洋プラごみから誕生したスピーカー

このアートプロジェクトは、故郷の海でゴミを拾うところから始まりました。「美しい海の生態系や自然の恩恵を次世代に繋げていきたい」音楽家の頭の中で閃いたことは、自分が拾った海洋プラスチックごみからスピーカーを制作し、音楽という素晴らしいツールを使って、海の音や真っ青で美しい海を想う気持ちを多くの人へ伝えること。

このスピーカーは「Ocean plastic speaker “pure”と名付けました。海洋プラスチックごみのアップサイクルやクリーンアップ、ごみZEROの世界へ取り組む持続可能な社会の実現に向けて、一人ひとりに意識と行動の変容をうながすアクションをアートを通してメッセージしていきます。一人でも僕たちと一緒に一歩を踏み出せたら、少しでも地球に貢献できると思うのです。

クリーンアップ、アップサイクル(創造的再利用)活動に手をあげてください。
海が綺麗になっていく仲間になりませんか?

拾ったごみを一度洗浄し、ペレット状に細かく砕いたものを高圧プレスで板状に成形。マーブル状に見えるのはプラスチックごみの元々の色であり、同じ模様のものはふたつとないアート作品としても楽しめる。
今後は製品化を目指し販売する予定。 

Facebook Group “おかげさま” Umi Pla
https://www.facebook.com/groups/okagesama
“おかげさま” Umi Pla 電子パンフレット
https://r.binb.jp/epm/e1_263442_19092022151352/

環境省LBOV推進事業海洋プラゴミアート作品関係者

シンガーソングライター / 音楽プロデューサー 中田 雅史
サウンドアートプロデューサー 景井 雅之
地方創生ビジネスプロデューサー 大津 庸子
電子出版コンサルタント 下西 由紀子
制作協力 : 株式会社REMARE / wool100w